念願のセカンドハウスを千葉房総に購入し、子連れで二拠点生活を楽しんでいるマミーです。
セカンドハウスでは自然農法で農業を楽しんでいる我が家。
自然のもので作物や土壌に良いものはないかと日々検索している毎日です。
そして今回はもみ殻くん炭を作ってみることにしました。
さて、もみ殻くん炭と言っても、パッとしない方も多いですよね?
簡単にいうと、もみ殻を焼いて燻した炭です。

こんなふうに真っ黒な状態のもみ殻です。
このちょっとよくわからない真っ黒なやつが、実は最強の土壌改良資材となるんです!!
どんなふうに最強かと言いますと
●肥料の持ちがよくなる
もみ殻くん炭自体には栄養成分はほとんどないのですが、多孔質の穴がたくさんあるため、その穴に肥料を吸収することができるので、肥料分を長い間保存しておくことができる。
例えると、高級スポンジのようだそう。
●微生物を増やしてくれる
良い土にはたくさんの微生物が住んでいて、土壌を良くしてくれます。
良い土というのは、水はけがよく、排水性がよく、水持ちがいい土です。
もみ殻くん炭は良い土にしてくれる働きがあるので、微生物のいい棲家となり、微生物が増えて働いてくれます。
●病害虫対策
もみ殻くん炭にはケイ素が多く含まれています。
ケイ素は植物にとって、さまざまなストレスから保護する役割を果たすミネラルです。
ケイ素を吸収することで植物は丈夫になり、乾燥したり倒れにくくなります。
害虫や病原菌などのストレスからも守られます。
●もみ殻をくん炭にすることでさらにパワーアップ!
くん炭にすることでケイ素が増えて水に溶けやすく、植物が吸収しやすくなります。
また炭は分解されにくく半永久的に残る、アブラムシが嫌う独特な匂いがする、黒いので日光を吸収しやすく保温性がある、脱臭効果があり堆肥の匂いを消してくれる、などなど嬉しい効果がたくさん。
日本は世界一お米が美味しいお米大国🌾
そんなお米から出るもみ殻を美味しい作物作りに使わない手はないですよね😁
そんな嬉しい効果がたくさんの最強もみ殻くん炭。
ホームセンターなどで購入することもできますが、なかなかのお値段です。
そこで、自分たちで作ってみることに。
もみ殻自体は精米所やJAのライスセンターなどで無料だったり格安で手に入れることができ、くん炭器はホームセンターなどで5000円ほどで売られています。
くん炭の作り方はシンプルで、火種をつけたらくん炭器を被せて、その上からもみ殻をかけるだけです。
上の方からもみ殻が黒くなってくるので、黒くなったらまだ黒くないもみ殻と混ぜます。
黒くなってもそのまま燻し続けると、灰になるので要注意です。




火をつけてから4〜5時間でしょうか、全体が炭になったら完成です。
完成したらくん炭器をどかして、くん炭全体に水をかけて消化します。
完全に火が消えないと周りに燃え移ったり火災につながる恐れもあるので、火の後始末は確実にしましょう。

完成したくん炭は、米袋に入れて、日付を書いておきました。
ものもみ殻くん炭の使い方ですが、植えつけ前の土に混ぜ込むのが一般的です。
春夏野菜に向けて土作りをしていきたいと思っています。
それではまた次回の房総ライフをお楽しみに☺️
マミー